公開日:2023年2月3日
ある問い合わせがあり、塗装屋として思いました。
いまだに、火災保険を使うのは怖い・怪しい・詐欺なのではないか?
という不信感・懸念は口に出さないだけで皆様が多く感じているのでは。。。と
なぜ火災保険詐欺という言葉が広がっているのか、
保険会社が注意喚起している事例や実際に弊社と
お客様とでの認識違いがあった事例を紹介しています。
塗装無料見積もりや建物診断と火災保険の活用を推進しております。
火災保険に加入している方は塗装を行う・行わないにしても
全国で保険申請のお手伝いをしております。
損害金としての支払いですが
現実は、職人が修理をしなくてはいけない箇所よりも
災害によって破損した部位を見つける方が難しいのです。
【2019年の千葉台風では1棟平均230万円の火災保険での風水害金額がお客様の口座入りました】
※被害自覚なくても無料点検オススメします
2023年でも地震や大雪・落雷・竜巻・雹(ヒョウ)・台風など申請しなくてはいけない災害が多々起きることが予測されております。
災害が来る前に大事な建物を点検させてください。
火災保険詐欺は2種類あります
火災保険詐欺というと大きく分けて、2種類あります。
●保険契約者が受け取った保険金を、事業者が騙し取る事が目的の詐欺。
保険をかけている被保険者が保険金を騙し取る目的の詐欺
損害保険会社の火災保険の審査は非常に厳しいです。
この記事を書いている2023年2月3日現在でも、
SNS広告やグーグル広告を出して、火災保険使いませんか!という
広告営業会社様から現場調査依頼がありますが今年の台風がこなかったら
事業撤退を考えている会社もあります。
プロから見ても、
- なぜこの事故状況で認定されないのか
- 鑑定人が遠方からの書類査定のみで少額すぎる認定
などが増えてきたのは間違いありません。
今年の台風がきたら認定額は戻るとは思いますが、しっかりとした
申請サポート会社選びも難しくなってきました。
【TEL問い合わせ8:00~19:00年中無休 ※下の画像をクリックすると職人に直接つながります】
【24時間メール対応中!年中無休! ローラーをたたくとメールに飛びます!】
保険の申請後には保険会社が契約した
プロの調査依頼人が実際に申請された内容のうち、
保険適用となるのはどこかを見極めます。
よって、火災保険の不正受給というのはとてもハードルが高いということになります。
しかしながら台風後は申請件数が多く保険会社も
全て現場を調査依頼人に投げることが出来ないのが現状です。
保険契約者が受け取った保険金を事業者が騙し取ることが目的の詐欺
より問題となっているのは、
保険契約者が受け取った保険金を事業者が騙し取ることが目的の詐欺です。
よくあるのが、保険が下りて工事費用を振り込んだら、
業者と連絡が取れなくなったパターンです。
完全に詐欺目的です。
去年ではミヤネ屋でも火災保険申請の事を取り上げられておりましたので、
世間が興味があるけど本当はどうなのか?というのが広がっております。
他の事例も紹介
●保険金を使って工事をすると言う話だったのに、実際には保険の申請が否決(保険会社から受給対象と認められなかった)ケース。
●減額承認(申請の一部のみが認められた)となったにも関わらず、
勝手に工事をして受け取った金額(または受け取れなかった)を超えて、
施工費の支払いを求めるケース。
上記は、工事をしている分、
詐欺と断定しにくいところもあるのかもしれませんが、
元々の話と大きく食い違っていますし、
当然トラブルになります。
あと他にも、保険金を受け取ることだけが目的の事業者というのも存在します。
申請書に名前だけ書いたら、全てお任せというのは、
もしかしたら不正受給に巻き込まれる心配もありますのでご注意下さい。
※保険請求の代行は、弁護士OR行政書士の資格がないと出来ません。
管理会社が施工業者が代わりに申請をするのは法律違反になります。
心配毎があればご相談下さい
もしもの時に備えて加入していた保険ですから、
大切なお家を守るために使っていただきいものです。
江戸川塗装では、全国を対象に
保険請求をしたら良いのか、しても意味がないのか?
鑑定人交渉だけは出来るのか。
報告書作成のみは出来るのか?など多くの相談が来ます。
戸建て以外にもアパートやマンション、
動物園が学校・病院・倉庫・遊園地・神社・パチンコ屋なども保険工事や
保険コンサルの実績があります。
お問合せ頂く相談内容を紹介
ここからは、私達のもとに寄せられるご相談内容を少しご紹介させて頂きますね。
実際に毎日お電話やメールHPのお問合わせからたくさんのご相談が寄せられております。
よくあるご相談①ご自身で保険請求をしたけれど否決となった。なんとかならないか
残念ながら、私達は弁護士ではないのでお客様の代わりに保険請求をしたり、保険金の交渉することは出来ません。
しかし、調査の段階からお立ち合いをさせて頂くことで、
施工者の立場からお客様と一緒に、保険会社に対し再交渉させて頂くことが可能です。
以前には、保険会社の調査員がグーグルマップで見て否決を決定されたと言うケースもありました。全くもっておかしな判定ですがでも、これは実際にあったお話なんです。
最終的に、保険金額を決めるのは保険会社ではありますが、
こういう時こそ活用したいのに、ちょっとそれはないよ…とそんな事も現実なんです。
ここ数年、各地で自然災害による被害が多くなってきています。
保険会社も相当な支出を迫られている現状で、
損害保険の料率変更というのもいよいよ現実的になってきました。
もしもに備えて加入にしていた保険ですから、困ったときこそ頼りにしたい存在です。
この保険会社の鑑定人資格を発行している団体に支払い金額が実は書いてあります。
火災保険事業部だけでは実は2018年度だけ赤字で、
2019年・2020年・2021年はどの保険会社もほぼ黒字です。
そういったメディアの印象操作に騙されず、自分の目で情報を取りに行く
お客様は火災保険活用・地震保険活用をしている傾向が強いです。
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よくあるご相談②今まで火災保険は火事や地震(地震保険加入の場合)しか使えないと思っていたが、自分の家はどうだろうか?
あくまでも保険承認の可否は、保険会社が決めるので確実なことは言えません。
経年劣化で壊れたのかもしくは施工不良によるものなのか、
それとも災害によるものなのか、
なかなか見極めが難しいところです。
この様なご相談の場合、
具体的に困っているケースと自覚症状はない
(屋根の上は見えないし)が放置すればいずれ雨漏りや損傷が広がってしまう場合もあります。
まずは、実際にお家の現地調査をさせて頂いております。
その結果、申請の対象となりそうな損傷がなければ、
当然保険の申請は出来ませんが、
もしも今後お住いの地域が被災地となってしまった場合には、
保険の申請をする際に比較資料として提出する事ができます。
そして、自覚症状があるケースですとほとんどの場合それ以外にお家の所有者が気づいていない損傷が見つかります。
その場合には、写真や状況からご相談者様の
思い当たる事故日(壊れた原因となった日)など伺いながら、
申請用紙の記入項目を埋めて、
資料(写真や工事の御見積書等)をご加入の保険会社にご本人様に提出して頂きます。
ちなみに、生命保険と違って火災保険の審査は1ヶ月以上かかることもあります。
たいていは2週間程度で何らかの連絡が来ます。
よくあるご相談③台風や豪雨、豪雪で、具体的に家の損傷をみつけて不安だが火災保険申請も不安
この場合、不正受給にならないかという心配もあるし、
提出用の書類を揃えるために業者の調査も来てほしいけど、
保険の結果次第では工事するか悩んでしまいます。
でも、業者さんに来てもらったのに断りにくい。
とか、保険が下りなかった場合の工事代を手出しで出すのは難しいというケースです。
私達は下りた保険の金額で、最終的にどんな修繕方法でお家を直すかを一緒に考えます。
皆様にとって一番いいご選択をして頂ければと思います。
よくあるご相談④HPを見て連絡してみたけど、やっぱり詐欺かもしれないし不安だけど、聞くだけ聞いてみようかな
その気持ち、分かります。
急いで申請をしなくてもしっかりと調べたうえで納得してからご相談下さい。
保険の申請は、被害からだいたい3年以内と言われますが、
実際には、もっと後でも保険の承認が認められたケースはあります。
ただ、気づいてからは、早い方が保険は下りやすいと言えます。
それから、自費で直してしまった後でも、保険申請は可能なんです。
不安も疑問も、気になることがあれば、お気軽にお問い合わせくださって大丈夫です。
それから、最後にひとつ、
私達は頼まれてもいないのに勝手にお家を調査するような事はいたしません。
事前に、きちんとご説明させて頂いた上で、ご契約書を交わしてから調査に伺います。